アルボックス時田の現場ブログ~古民家改修篇

完成しました！（内観）

二間続きの和室です。

南側、暖かい光の差し込む広縁です。

既存の梁を生かした広間。中央に見えるのは大谷石でつくった囲炉裏です。

完成しました！（外観）

完成間近

建具がつきました！

外部の仕上がりは目前です。

漆喰仕上

外壁の漆喰仕上を行いました。

もうすぐ外部の足場が外せます。

造作工事

内部の造作工事も着々と進んでいます。

写真は広間の天井です。
既存の梁、竿縁を残し新しい天井板を取付けました。

外壁工事

外壁工事が進んでいます。

壁の上部は漆喰塗りになります。現在は下塗りが終了しています。
下部はｶﾞﾙﾊﾞﾘｳﾑ鋼板。

屋根塗装工事

さび止め塗装終了後、本塗装を行っています。

屋根塗装工事

屋根を塗り直していきます。
高圧洗浄後、さび止め塗装を行っています。

軒裏天井

軒裏天井が張り終わりました。

造作工事

造作工事に取り掛かっています。
下屋部分の鴨居が取付けられました。

瓦葺き

南側下屋部分の瓦葺き工事が終了しました。

防蟻剤 土壌消毒

白蟻対策のため防蟻剤の散布を行いました。
床組み及び、土壌に散布します。

床組み

床組みに取り掛かります。

大引き・束を取付けました。

下屋工事

下屋の木工事が終了しました。

下屋建て方

南側の下屋部分の建て方を行っています。

土台敷き

土台が入りました。

明日から建物を下げていきます。

ジャッキアップ

柱の高さをそろえ、足元を支えます。

角材を井桁状に組み、高さを調整、固定しました。

建て入れ直し③

補強して引張り・・・


補強してひっぱり。


補強してヒッパリ！

少しずつ少しずつ元の位置に近づいていきます！！

建ていれ直し②

↑上の写真は解体中の写真です。

↓下の写真は傾きを直した部分です。


奥の建物と比較しながら見ると建物が起きているのがわかります。

建ていれ直し

ミシッミシッ
少しずつ建物を起こしていきます。

工事再開！！

ワイヤーをはり、傾いた建物をおこしていきます。
慎重に慎重に・・・

第５週目 土壁解体工事

天井から棟まであった土壁をおとしました。

第5週目 下屋解体工事（わら葺部分）

この部分のわらを落とすと・・・



こんなに増えました！

第５週目 軒天井解体工事

今日は快晴！
熊谷は最高気温２８．４度。
七月中旬の気温なんだそうです。

今年の夏も日本一になってしまうのでしょうか・・・

第４週目 実況検分①

先日の調査、打合せ結果を元に、最終的な図面の修正をする期間に入ったため、
連休明け頃まで現場が動きません。



家のほぼ中央に立つケヤキの大黒柱です。
他の柱と比べて太く、他の柱が約１２ｃｍ角。
大黒柱は約２０cm角。

大黒柱の上部です。

家の中心を通る太鼓梁（丸太）を二本支え、その下の段には差鴨居と呼ばれる構造材が三方向から大黒柱にささっています。

「一家の大黒柱」など、慣用句としても使われますが、実際に重要な部分を支えているわけです。

第3週目 現場打合せ

今日は現場にアルボクス・コアの職人さん達が集まりました。
第一期解体工事が終了し、今後の検討をする為です。

鳶職３組、大工１組に設計者。
現場の状況を確認し、意見を出し合います。



屋根の構造を知る為に軒天井を解体すると、わら葺き部分が見えてきました。

第２週目 解体工事④

今日で解体工事の第一段階が終了しました！
天井がすべてはがされ、小屋組と屋根が見えてきました。

小屋組みは世界遺産として知られる、白川郷の合掌造り民家と同じように、叉首構造が使われていました。

」

来週から、大工、鳶の方々と協力しながら傾きを直していきます！

第２週目 解体工事④

下屋解体工事中に広縁の天井裏から棟札が出てきました。

増築時のものだと思われます。
昭和３０年４月１３日とあるので、１９５５年、５３年前の春のものです。

痛んだ箇所を直し、手を加えつづけることで２００年以上の歴史を刻んできた
その証拠の一つです。

第２週目 解体工事③

内部の解体が始まりました。まずは床組みから。

床板をはがしてみると、出てきたのは写真のような大引き、根太。
この上に平らに床を張るのは至難の業。

当時の大工技術には驚きます。



仮筋交を打ち補強しながら、工事を進めていきます。

写真の手前にある四角のものは、囲炉裏です。
土にわらを混ぜたものを固めてありました。